ゴールデンウイークは実家でニンジン堀り
ゴールデンウィークは実家で過ごしました。
渋滞に巻き込まれ、いつもは3時間でつく道のりも7時間かかるというハードぶり!
少しずつコロナ禍前の生活に戻りつつあることを感じます。
帰省の最大の目的は畑で遊ぶこと!
父が育ている野菜たちの収穫を行います。
畑仕事の良い所
今回の畑遊びでは子どもの発達に以下の刺激を与えてくれました。
- 足裏を鍛える
- 手を鍛える
- 試行錯誤する
足裏を鍛える
- 危険物が落ちていない
- 土なので熱くならない
ということで裸足にうってつけの環境です
さらに、畑という環境を考えると
- 接地面が凸凹
- 土の硬さが場所によって違う
これらの特徴があり、体の傾きや足の裏にくる刺激が変化します。
そのため、アスファルトの道路を歩くよりもより足裏が鍛えられます。
地面をつかむように足に力を入れています。
この日は雨がしばらく降っていなかったので、乾燥した硬い土でした。
比較的足が汚れにくかったのですが、それでも足は汚れます。
帰る時には汚れても良いサンダルを履いて帰りました。
足育についてはこちらから
手を鍛える
手を使う時に脳では体の動きを感じる位置覚と触れを感じる触覚が反応します。
つまり、手を鍛えるためには何か手にモノを持って行うことが必要になります。
今回はニンジンの収穫です。
葉っぱをつかんで引っ張ります。
葉っぱの硬さや束感を感じながら手に力を入れて収穫作業を行います。
ニンジンの茎をつかんでいますね。
娘は手指の分離を目指す段階なので、小指に力を入れる遊びをたくさん行ってもらいます。
指の分離についてはこちらから
試行錯誤をする
野菜の収穫は一律に同じことをしたからといって同じように上手くいくわけではありません。
野菜の大きさや根の張り方、土の渇き方によってニンジンの抜け具合も変わってきます。
- ニンジンの茎のどこを持つのか
- どの方向に力をいれるのか
- どれくらいの力が必要なのか
- 自分の立ち位置をどこにするか etc
これらを試行錯誤しながら収穫作業を行います。
娘も立ち位置を変えたり、持つ位置を変えたり、思いっきり力を入れたり試行錯誤しながら行っていました。
ニンジンの収穫では
ニンジンを認識→抜こうと決める→どのように抜くかを決めて→実際に抜いてみる→上手く抜けていないと認識して→抜こうと決める→どのように抜くかを決めて→実際に抜いてみる・・
と抜けるまでこのループが行われます。
この作業を通じて、頭の中で考える力や情報を収集する力が養われていきます。
まとめ
- 足裏を鍛える
- 手を鍛える
- 試行錯誤する
畑遊びでは他にも
- 野菜や虫をみつける視覚
- 土の匂いを感じる嗅覚
- 虫の声を聞く聴覚
- 収穫した野菜を食べる味覚
など五感に刺激を与えてくれます。
人は五感の生き物です。
五感を鍛えて体が育って、頭の中が育っていく。
デジタルでは出来ない体験をリアルで促していきます。
今後も子どもたちの遊びの内容を振り返っていきます。
それでは、また。