集団で遊び出す4歳児の時期
並行集団
場所の共有はするが、他者との交流を必要としない。それぞれが自分の作業に取り組んで人と同じことをしなくて良い集団
3歳児では、園の遊びの時間に積み木をしていても一人一人別のモノを作っています。
この時期はまだ一人遊びをがっつり楽しみたい時期。
各々が好きなことをしています。
そして、4歳児になると徐々に他者と遊ぶことに楽しみを覚え始め、同じ遊びを取り組んだり、役割分担したりしながら遊ぶなど集団の中での関りが増え始めてきます。
まずは、安心できる大人といっぱい遊んで、子ども同士で遊んでいく。
そうして少しずつ子どもたちだけの世界が出来ていきます。
集団の段階についてはこちらから
親戚と遊ぶのが苦手な長女
長女は対人緊張が強いタイプです。
ゴールデンウィークやお盆等で帰省すると、祖父母とは話したり遊んだりしますが、叔母やいとこたちとは話をすることは苦手です。
今回は祖父とお風呂に入ることが出来ていました。
祖父は「愛想が良くなった」と言っていたので、お風呂の中でよくしゃべっていたのでしょう。
祖父母とは日頃よりオンライン電話で顔を見ながら話をしているので慣れてきていそうです。
一方、私の姉一家には緊張している印象。
叔母やいとこたちは一家族が3~5人の塊となって一度にやって来ます。
一度に大人数がくると、緊張が高まるのでしょうか。
長女は下をうつむいて黙って集団を見ます。
集団には興味があるが、積極的に関われないといった様子です。
少しずつ慣れてきている長女の親戚付き合い
そんな長女ですが、少しずつ親戚付き合いが上手になってきています。
場から大きく離れず、なんとかみんなの輪にとどまります。
姪や甥とはキャッチボールをして遊ぶことが出来ました。
作業をフィルターにして何とか関われるようになったみたいです。
姪は長女と遊ぶために折り紙で冠を作ったり、おもちゃで誘ってくれたりと必死です。
彼女の努力が実る日が来ることを祈ります。
次の目標「長期課題集団」への参加
長期課題集団
興味のある課題を数回にわたり共通の課題に協力することが出来る集まり。
対人緊張は出来る作業を繰り返していくことで自信に繋がり活動的になっていく過程が大切になります。
自分の興味のある活動を通じて集団の中に入っていく経験を増やしてもらいたいです。
娘は運動が好きそうです。
娘と話をして、体操教室に参加をすることにしました。
参加を通じて
- 課題に沿った役割を引き受けて実施する
- 相互に協力したり、競合したりする
これらを密かに目標としたいです。
まずは、体操教室への参加がどうなるのか。
今後も娘の生活の様子から集団・場の状況との関連を考えていきます。
それではまた。