2歳娘走る!
2歳の次女は最近よく走ります。
子どもの習性でしょうか?
「よーいどん!」
の掛け声を聞くと走り出してしまいます。
子どもはいつごろから走り出すのでしょうか?
なぜ走るのでしょうか?
子どもはいつから走る?
子どもはいつから走るのか。
乳幼児発達質問紙を確認していきます。
今回は1~3才で確認します。
18・57かなりよく走る
大体1才半ごろから走り出す様子。
続いて遠城寺式・乳幼児分析的発達検査表を確認。
1才4か月から1才6か月の移動運動の項目にこう書いてあります。
走る
シンプルですね。
この時期に走ることを想定しています。
続いて、保育に役立つ!子どもの発達がわかる本を参考にします。
- 1才7か月から2才未満の項目で小走りをする
- 2才から2才6か月の項目で走り回る
- 2才7か月から3才未満の項目で全身で力いっぱい走る
とあります。
全体を合わせて考えると
1才半ごろから歩くスピードが上がり始め、3才ごろまでに走ることが上手になっていくといったイメージです。
走ると歩くの違い
走る
両足が地面から離れる瞬間がある
走る時には飛翔期と呼ばれる両足が地面から離れている瞬間があります。
2才になった娘の走る様子は両足が地面から離れているように見えます。
しかし、1才半ごろの小走りの時期はドタドタとしていました。
まだ速くは動いていましたがどちらかの足は地面についていたように思います。
2才ごろといえば、階段を1段ずつ昇ったり、鉄棒にぶら下がったりする時期です。
-
地面から両足を話せるくらいの片足で地面を踏み込む力
-
空中で次の足を前に出せる体幹の安定
など身体機能が向上してくる時期だからこそ新しく「走る」という能力を獲得できるのでしょう。
なぜ走るの?
子どもたちは何故走るのでしょうか?
答えはシンプルです。
走ることが楽しいからです。
2才児は今、やっていることを楽しみます。
モノをいじる時はいじることを
走る時は走ることを
しゃべる時はしゃべることを
楽しみます。
何かを目的に作業をするのではなく、その作業自体が目的になります。
認知の段階も感覚・運動的段階から表象的段階へ移行する時期になります。
頭で考えるよりもその場の刺激に合わせて行動します。
その場、その瞬間に生きている感じですね。
もちろん、興味があるモノに対して気持ちが爆発するといった目的に合わせた行動もあります。
遊びと発達に関してはこちらから
まとめ
- 1才半ごろから歩くスピードが上がり始め、3才ごろに走ることが上手になっていく
- 子どもが走るのは走ることが楽しいから。
今後も子どもの発達に関する変化を確認していきます。
それではまた。
上記以外の参考文献
【中古】発達障害と作業療法 基礎編 /三輪書店/鎌倉矩子(単行本)