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【両足ジャンプはいつから出来る?】月齢と遊びの確認!検査法や書籍を通じて!

両足ジャンプが出来るようになった次女

次女はよく姉の真似をします。

言葉のマネをしたり、動きを真似したり。

ケンカをする時も多いのですが、一緒に遊ぶことも多くあります。

先日、長女と私がジャンプ遊びをしていたところ次女もその動きを真似ていました。

その様子を見ると、

あれ、、

 

両足で跳べている

 

両足ジャンプが出来るようになってきていました。

 

もちろんまだまだ安定はしておらず、同じように上に跳びあがっても跳べない時もあります。

ジャンプをしていても足がバラつきます。

  • 片足は着いていても、反対の足は浮いてる。
  • 左右の足が浮くタイミングがバラバラ

など上手くいかない時も多くありますが、2割くらいの確立で跳べている印象です。

 

ここ最近の変化とすれば、

  • 走るスピードが速くなっている
  • 太ももが太くなってきている
  • 階段を両足をそろえて一人で立って昇る

 

など体が強くなってきているんだなと改めて気づきます。

 

走ることや階段を1人で昇ることは両足ジャンプへの発達の道に繋がります。

日々の生活の変化が両足ジャンプの上達に繋がっていることを感じます。

 

さて、そんな両足ジャンプは何才くらいからし始めるのでしょう。

両足ジャンプの目安は2才~

両足ジャンプの月齢を確認すると資料によってバラつきがあります。

3つの資料を通じて確認します。

乳幼児精神発達診断法3才から7才まで

まずは、冊子『乳幼児精神発達診断法 3才~7才まで』を確認します。

こちらは乳幼児精神発達質問紙の解説書です。

 

乳幼児精神発達質問紙についてはこちらから

 

 

24か月の項目に

両足でピョンピョンとぶ

とあります。

ピョンピョン跳ぶ]なので、大分安定したジャンプをイメージします。

繰り返し跳べるようになっている印象を受けます。

こちらの検査法は

  • 1~12ヵ月
  • 1~3才
  • 3~7才

の3段階あります。

私が持っている診断法は3才から7才のものです。

3才から7才のものでは、通過率が60~70%程度の年齢を代表年齢としています。

 

この24か月も同程度の通過率と推測します。

遠城寺式・乳幼児分析的発達検査表

遠城寺式・乳幼児分析的発達検査表では、2歳~2歳か月の項目で

両足でぴょんぴょん飛ぶ

とあります。

この検査では統計を取った方たちの通過率が60~70%を超えた年齢区分を項目にしています。

2歳から2歳3か月の間で60~70%の子供が両足でぴょんぴょん飛んだ、ということになります。

遠城寺式・乳幼児分析的発達検査表についてはこちらから

 


 

保育に役立つ!子どもの発達がわかる本

書籍:保育に役立つ!子どもの発達がわかる本では2歳7か月~3歳未満の項目で

両足でジャンプして線を飛び越えたり、両足をそろえてピョンピョン跳びはねたり

とあります。

ここまでくるとただ跳んでいるだけではなく、前の方向に跳ぶなど力のコントロールが出来るようになっています。

まとめとジャンプに繋がる体の変化と運動

■まとめ■
  • 両足ジャンプは2歳ごろから出来る子が増える
  • 月齢が上がると精度やコントロールも上がる

 

両足ジャンプを行う為には空中で姿勢を保つことが必要です。

体幹で体を固定することが求められます。

 

  • 歩く時の左右の動揺が少なくなった
  • 早く歩いたり、走れるようになってきた
  • 段差を昇る時にも背筋が伸びてきた

これらの変化は歩くことが上手になり、姿勢を保つ力が安定してきていたことを示唆します。

 

■歩く遊びの応用■
  • 不整地を歩く
  • 坂道の昇り降りをする(下り坂は止まれないので大人が下に回りましょう)
  • 階段昇降

 

子どもにとっては歩くことが自体が遊びになることもあります。

遊びを通じて体幹を鍛えることが出来ます。

 

2才はイヤイヤ期に入りますが、心身ともに出来ることが増えてきた自信の表れです。これからどんどん体を動かそうという気持ちが湧き出てくるでしょう。

日々の変化を確認していきたいモノです。

 

これからも育児を通じて子どもの変化といつから行い始めるかを確認していきます。

子どもに発達の栄養を!

それではまた。

 

参考文献

乳幼児精神発達診断法(3才~7才まで) [ 津守真 ]

 

身体所有感、運動主体感、運動学習などについて脳科学の知見で説明してくれる本。