遠城寺式・乳幼児分析的発達検査について
子供の発達の状況を確認する検査表の一つに
遠城寺式・乳幼児分析的発達検査があります。
本日はこちらの内容を確認します。
検査の内容
汚れているのはご勘弁を。
この検査表は0歳から4歳7か月まで測定が出来ます。
データはネットで
遠城寺式・乳幼児分析的発達検査
と打って検索すると出てきます。
検査問題に〇×をつけて合格、不合格を決めて、子供の発達の状況を確認することが出来ます。
保護者の観察でも行えそうな検査方法になっております。
問題の項目は
- 移動運動
- 手の運動
- 基本的習慣
- 対人関係
- 発語
- 言語理解
となっています。
- 移動運動と手の運動は運動
- 基本的習慣と対人関係は社会性
- 発語と言語理解は言語
と大きく分類されています。
各項目に発達の年齢に合わせた項目が書いてあります。
検査の記入方法
検査は子供の暦年齢相当の問題から始めると良いです。
乳児(0~1歳)は1か月毎、1歳から1歳半は2か月毎、1歳半から3歳までは3か月毎、3歳から5歳までは4ヶ月毎に項目が分かれているので自分の子供に合うところから始めます。
我が子は3歳11ヵ月なので、3歳8か月から4歳の中間地点に暦年齢の点を打ちます。
各検査で合格が3つ連続して続いた後、3連続で不合格が出たら合格の一番上に点をつけます。
合格の上で一つ不合格、その上の項目が一つ合格、その後不合格が3つ続くと出たら、
合格の点は一つ上に上がります。
A合格、B不合格、C合格、D~F不合格なら点はBに付きます。
不合格の次に二つ合格、その上3つ不合格なら合格の点は二つ上に上がります。
A合格、B不合格、C、D合格、E~G不合格なら点はCに付きます。
点はいずれ各年齢層の中間に点をうちます。
つけた点を線で結ぶことで発達の状況を確認します。
線が暦年齢より上なら進んでいますし、下なら遅れています。
線が直線に近いほどバランスが取れて発達していますし、凸凹や傾斜があれば発達が不均衡になります。
3~4段階暦年齢より下回ると病的遅滞があると考えられます。
検査の特徴
昭和33年のものですが、乳幼児精神発達質問紙のように黒電話等現代で使わない道具の名称は出てきません。
簡単に早く出来ます。5の概念とか用途による物の指差し等、判断が難しいものもありますが、前後の合否でリカバリーできます。
検査を行うにあたり、K式発達検査やWISKほど専門的な解釈は必要ありません。
精査をしようと思えば、専門家に頼むのが一番ですが保護者が行ってもそれなりの成果は出そうです。
検査の実施
3歳11か月の長女に実施してみます。
- 暦年齢は3歳8か月から4歳の間
- 移動運動は3歳8か月から4歳の間
- 手の運動は4歳から4歳4か月の間
- 基本的習慣は3歳8か月から4歳の間
- 対人関係は3歳4か月から3歳8か月の間
- 発語は3歳8か月から4歳の間
- 言語理解は3歳8か月から4歳の間
線は凸凹ありますが上下1段階ずつなので大きな凸凹があるとはいえないでしょう。
移動運動
「ブランコに立ちのりしてこぐ」はやってそうだけど怪しいので×
「スキップができる」はまだギャロップの状況なので完全に×
そのため出来ている「片足で数歩とぶ」に点がつきました。
手の運動
「はずむボールをつかむ」は合格 ここに点がつきました。
「紙飛行機を自分で折る」は見て真似をしますが、ななめはまだ厳しいので×です。
見る力も影響する課題なので純粋な手の運動だけの課題では無いですね。
基本的習慣
「入浴後、ある程度自分で体を洗う」は出来る時もあるのですが、やる気が出ない時が多いです。やらないので×にしました。
「ひとりで着衣ができる」は手伝いはいらないのですが、促しが必要なので×にしました。
不合格の上に合格が出たので「鼻をかむ」の上の項目の「入浴後、ある程度自分で体を洗う」に点がつきました。
対人関係
「友達と順番にものを使うこと」は出来ます。ここに点がつきます。
「母親にことわって友達の家に遊びに行く」は小学校になるまでチェックが入らないと思います。一人で外出することはまだ親が認められません。また、近所の友達と遊ぶという習慣は今あるのでしょうか?親と保育園に行き、帰る保育園の生活の中では生まれにくい習慣に感じます。
「ジャンケンで勝負をきめる」は今ジャンケンブームがきてるのでそろそろ出来るかもしれません。
発語
「四数詞の復唱」は出来ませんでした。×です。「三数詞」なら出来るのですが。
文章の復唱は難しそうです。
「両親の姓名、住所を言う」は住所は教えないので、無視です。意識的に名前を教えないとこれは難しそうです。意識的に教えてクリアしました。ここに点をつけます。
言語理解
「数の概念がわかる(3まで)」はクリアです。数唱と3個のものを渡せるので〇です。
「用途による物の指差し」は時計が分かりませんでした。この質問は出し方と聞き方の例を僕が知らないので精査が難しいです。質問からイメージして行いました。
物を並べて、「座るものはどれだ」のように聞くとしました。
「数の概念がわかる(5まで)」も〇なので、「用途による物の指差し」に点をつけます。
まあまあ年相応という結果でした。
対人関係の苦手さが普段から感じるので納得でした。
ただ、保護者が見れていないところでもあります。ここは保育園での面談等で聞き取りを行っていきます。
今年も検査表について確認し、まとめていきます。
それではまた。
ほかの検査表はこちらから