ウンチというようになった2才娘
子どもあるあるですが、ある時急にお尻を突き出して
「う~」
と、唸ります。
険しい表情です。
そういう時は、だいたいウンチが出ています。
最近は
「ウンチ」
ということも出てきました。(ごくたまに)
娘は、2歳1か月。
教えてくれる時にはトイレに連れていっています。
気付けばトイトレの始まりです。
まだ便器に座った状態で腹圧を掛けきれないのでしょう。
トイレでのウンチが終わった後に気付けばオムツ内でウンチをしています。
おしっこのトイトレに関しては、2歳半以降で良いというのも出ていました。
便意を訴えるのはいつから?
便意を訴えてきた以上トイレには連れていこうと思います。
この便意と言うのはいつから訴えるモノでしょうか?
発達段階は個人差があるものなので、資料によって少し変わってきます。
いくつかの資料をみて確認します。
乳幼児精神発達質問紙1~3才
24.41大便を、まちがいなく教える
2才ごろに伝えるとなっています。
乳幼児精神発達診断法3才~7才まで
おしっこや大便の前に予告をするのは、2才から2才半であり、3才までには、昼も夜もだいたい確実に教えるようになる。
乳幼児精神発達診断法は乳幼児精神発達質問紙の解説本のようなものです。
予告をするということなので、出す前に先に伝えてくれるようです。
気になるのは紙おむつの普及は1980年後半ということ。
この質問紙の初版は1961年、改定が1989年です。
布おむつの方が尿意を感じるのが早くなると噂では聞きますので、昔の方が訴えが早いかもしれません。
ちなみに、おしっこや大便が一人で出来るようになるのは4才半ごろとしています。
遠城寺式・乳幼児分析的発達検査表
1歳9か月~2歳の項目で
排尿を予告する
残念ながら排便はありませんでした。
ここでも2歳ごろに排尿の宣言となっています。
こちらの検査表は昭和33年に出来てきています。
発達が気になる子へのスモールステップではじめる生活動作の教え方
おしっこやうんちが出たとわかるようになるのは1歳6か月以降になります。出る前に気付くようになるのは概ね2歳以降です。
2歳以降としています。以降という点から幅の広さを感じます。
こちらの本の初版は2018年です。
保育に役立つ!子どもの発達がわかる本
2歳7か月~3歳未満のページに
まだ失敗することもありますが、前もって「おしっこ」と知らせて、トイレに行けるようになります。
とあります。
これまでの資料よりも遅い月齢が出てきました。
こちらの本の初版は2011年です。
保育のための発達心理学
2歳の項目で
・自分からまたは促されてトイレに行く
・見守られて自分で排泄する
具体的に排泄の宣言については書かれていませんが、自分から行くということなので、便意を訴えていると示唆されます。
年齢の項目が2歳~3歳になるので、幅広く表現されています。
こちらの本の初版は1998年です。
まとめ 2歳以降で尿意、便意を訴えだすことが多い
- 2歳から3歳ごろに便意、尿意を訴えだす。
- 3歳ごろには概ね分かり始める
2歳といえば、言葉は増えて、走りまわる。
出来ることが増えて、自分最強と感じる時期です。
身も心も充実してくる時期。
体のイメージも少しずつ出来てきて、自身の変化に気付くことが出来るのでしょう。
発達には個人差があります。
今回の内容はあくまで目安です。
昔は3歳までにはトイレが出るようになると言われていましたが、最近では5歳までには出来るようになると、年齢が上がってきています。(昔から言われているかもしれませんが)
自分の子どもの状態に合わせて、慌てず関わることが大切になります。
今後も子どもの発達で気になることを確認していきます。
発達のスピードはひとそれぞれ。
それではまた。
参考文献
遠城寺式分析的発達検査法