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【ぺんてる株式会社AinCLIC】発達障害で手先が不器用な子供におすすめの消しゴム!

消しゴムを使いにくい子の様子

学校で使用する道具に消しゴムがあります。

支援級で定規を使ったことが無いという子はいますが、消しゴムを使ったことが無いという子は少ないでしょう。

そんな消しゴムですが、使いにくいそうにする子がいます。

手先の不器用さ、体の左右をバラバラに使うのが苦手等理由は様々です。

消しゴムを使いにくい子の様子を見ているといくつかのパターンがあります。

 

消しゴムを使いにくいパターン
  • 消しゴムが字のどこに当たっているか分からない(消しゴムが字に当たっていない)
  • 消しゴムが持ちにくく、細かい動きが出来ない
  • 消しゴムを持つ手に力が入らない
  • 右手で消している時に左手で紙を押さえることが苦手。(左手にも力が入るor入らない)

 

上記は一部の例です。

使いにくいことに対して消しゴムの練習をすることもありますが、道具を変えてしまうのも一つです

どのような消しゴムが使いやすいでしょうか。

使いやすい消しゴムの条件

消しゴムの使いにくい様子から使いやすい消しゴムの条件を考えます。

  1. 消す面が小さい
  2. 消しゴムが持ちやすい
  3. 弱い力でも消える

消す面が小さい

大きい消しゴムは消す箇所が隠れてしまいます。

そのため、字に消しゴムが当たっているかが見えません。

大きく消しゴムを動かすことで消しゴムが字に当たるようにギャンブルをされますが、字が残ったり、隣の文字も消してしまったりします。

消しゴムが小さいと不要な場所に消しゴムが当たりにくくなります。

消しゴムが持ちやすい

手先の不器用さから消しゴムを押さえきれていない子がいます。

また消しゴムがウネウネ動くことで持ちにくくしている子もいます。

消しゴムが持ちやすいことで

  • 細かい動きが出せる
  • 力が抜ける

などから字が消しやすくなります。

また多少の硬さも必要でしょう。

弱い力でも消える

消しゴム自体が消しやすいことで手に力が入りにくくなります。

細かい動きもしやすくなります。

また、右手と左手をバラバラに使うことが苦手な子どもは、消しゴムを使う手に力が入ると反対の手も力が入っていまうことがあります。

弱い力で消せることで左右の手のコントロールがしやすくなります。

ぺんてるの【AinCLIC】は消しやすそう

ぺんてる株式会社の消しゴム【AinCLIC】は上記の条件をクリアしそうです。

袋に書いてある商品の特徴は

  • 三角形なので「角」で細かい部分を平らなところで広い所を消せる
  • 三角軸なので持ちやすい
  • ホルダータイプなので消しゴムが汚れにくい
  • クリップ付きで携帯にも便利
  • 環境に優しいNON PVC消しゴム

NON PVC消しゴムは何か分かりませんが、なかなか期待出来そうです。

消す面が小さい


消す面は三角形で、一辺は0.8mmほど。

かなり小さいので字以外のところには当たりにくそうです。

消しゴムが持ちやすい

三角軸なので、持ちやすいとのこと。

ホルダー型の消しゴムは丸いタイプもあるので、三角形は指の力が消しゴムに伝わりやすそう。

くもんの三角鉛筆に近いイメージです。

弱い力でも消える

消すのに強い力は必要なさそうです。

消しゴムの硬さは個人の好みもあります。

個人的にはMONOの「モノワン」の方が優しい力で消せる印象です。

投げても転がらない

AinCLICのもう一つのメリット。

ホルダー型消しゴムは使い終わった後、ポイっと投げる子がいます。

モノワンの場合、形が丸いので強く投げると転がって落ちることがあります。

AinCLICは三角軸なので、投げても転がりません。

デメリット ノック数を守れるか

AinCLICはノックして消しゴムを出します。

その適量はノック2回分。

多少前後しても大丈夫でしょうが、楽しくなったり、押しすぎてしまう子は消しゴムを折る可能性があります。

押しすぎてしまう場合はノック式ではないほうがよいです。

W AIR-INは長さや大きさの面でおすすめです。

持ち手は四角になります。

 

まとめ

AinCLICの特徴
  • 消しゴムの面が小さい
  • 三角軸で持ちやすい
  • 投げても転がらない
  • ノック数のコントロールが出来ない子には合わない

専用スペア消しゴムとして替え芯も販売されています。

 

今後も気になる筆記用具の紹介をしていきます。

練習と合わせて道具の確認を。

それではまた。