今日はカードゲームを通じて、コミュニケーションの練習を考えていこうと考えます。
コミュニケーションをとるために
娘の目標の中に
絵本を最後まで聞く
というものを設定しています。
人の話を聞くようになってほしいという思いからです。
全体指示を聞き続けることが年齢的に難しいのは分かりますが、伸びて欲しい所。
そもそも、話を聞く、やり取りをするためには様々な力が必要です。
話を聞き続ける力
言葉でやり取りをするためには、
話を聞き続ける力は大切になります。
当然、途中で聞かなくなると話の内容は分からなくなります。
また色んな音の中から音を選べる力も必要です。
4歳近くなって、あるいはもう少しかかって、やっと自分のいまやっていることと関係ないことを、誰かが話しているのを聞けるようになります。
引用 「語りかけ」育児 サリーウォード著
子どもが何かに集中している時には声掛けをしても気づきにくいです。
ただ4歳前後でその様子は変わる様。
そろそろ話を聞くことの練習していこうかなと感じる時期。
ただ、聞けるからといってコミュニケーションが出来るわけではありません。
他にも意識しなくてはいけないことはたくさんあります。
今回は他者を意識することをカードゲームを通じて練習したいと思います。
ダイソーのカードゲーム「イロピッタン」
100円ショップダイソーにはたくさんの種類のカードゲームがあります。
今回はその中からイロピッタンを選択しました。
イロピッタンを選んだ理由はこちらです。
- ルールがシンプルで分かりやすい。
- 絵もシンプルだからとっつきやすい。
- 段階づけがしやすい。
段階づけは大切です。
子どもの意欲にかかってきますので。
イロピッタンは◯、△、□、☆の形を神経衰弱のように揃える遊びです。
♡の形もあり、これを引くと、1回目はシャッフル、2回目は他のカードの代替えに出来るとなってます。
対象年齢は4歳となっていますが、
- 枚数を減らす
- 記号の数を減らす
- ♡を無くす
上記の段階づけを行うことで3歳でもいけそうです。
このゲームの目標は
交代に作業を進める
コミュニケーションや人との関わりには相手とのやりとりが必要です。
キャッチボールのように投げたら相手が受け止める。相手のボールを受け止めてから投げ返すという過程があってコミュニケーションは成り立ちます。
壁当てのようにずっと俺のターン!だけだと人は引いていきます。
積み木やごっこ遊びでも他者との関わりは促せますが、カードゲームのように明確なルールがあることで意識がしやすくすることが目的です。
また、順番で活動を行うことで行動を抑制することも練習の中で促せます。
イロピッタンよーいスタート
実際にやってみると
- ルールは何度か声かけすることで分かってきました。
- 何度か僕の番をナチュラルに飛ばそうとします。楽しくてカードを引くことに集中しているんですね。声かけで順番を促します。
- 神経衰弱のように、短い時間覚える練習にもなっている。
- 最近「いっちば〜ん」と順番を意識できるようになってきた娘。負けると財布でも落としたんかなってくらい落ち込みます。もう一回して、勝つことで諦めなくて良かったという気持ちの種まきになってほしい。
こんな感じでした。
楽しくできたり、カードが揃うという分かりやすい達成感があったので、30分近く一緒にすることが出来ました。
人を意識することで友達や先生との遊び方が変わると良いな。