先日の運動会の様子から去年たてた計画のその後を振り返っています。
今回はコミュニケーションについてです。
今年の運動会や友達と遊んでいる様子を見ていると変化があります。
その様子を振り返ります。
今年の運動会と去年の運動会の様子はこちらから
昨年のコミュニケーションの課題
コミュニケーションが気になった理由は、友だちと遊んでいる機会が少なかったように感じたからです。
3歳ごろといえば、並行遊びの時期です。
並行遊びは同じ場所で遊んでいてもそれぞれで遊んでいる時期です。
並行遊びの時期は
友達と一緒に遊ぶことが好きになっても、自分のペースで遊びたいと考える時期
とあります。
引用
1年前はまだ皆の近くで遊びたいという気持ちが少なかったように感じます。
迎えに行った時に場所の共有をしている印象はありませんでした。
ただ、気にかかる子はいたようで○○くんの近くにいるということは園の先生から聞いていました。
友達に対して興味は湧いていたのでしょう。
こうした対人関係の発達の変化をみていると、重度の自閉症の子にまずは要求をされるということの大切さを痛感します。
まずは「この人と遊んでみようという」気持ちが対人関係の中で大事になります。
昨年たてた計画
昨年は自分のペースだけでなく、交代で行う課題を通じて他者を意識してもらおうという計画をたてました。
そのため、100均のイロピッタンといカードゲームを一緒に行いました。
簡易な神経衰弱のようなゲームです。
2週間ほどは毎日一緒に遊んでいました。
頻度は減るモノのその後も楽しく遊んでいます。
やはり、始めの方はどんどん自分ばかり遊んでいました。
私や妻の順番を飛ばしてカードを取るのはしばしばです。
自分のペースというところだけではなく、
- 先のことを考える力
- 順番等の道筋をたてる力
- 抑制をかける力
なども純粋にまだまだなのでしょう。
自分のペースだけで遊びます。
自分のペースで遊んでいる時期の活動目標は少しずつ交渉をしていくことになります。
ゲームは具体的なルールがあるので、最初に説明していると交渉がしやすいです。
しばらくすると順番を守る意識が出てきていました。
今は、トランプ(神経衰弱)に移行しかけています。
またしりとりのように相手の言葉を待って行う遊びも出来るようになってきました。
最近、園に迎えに行くと、友だちと同じ場所で遊んでいる時が増えています。
男子と遊んでいることが多いのですが、お互いに叩き合っています。(遊びの意味)
娘は、早生まれになります。
クラスの4~8月ぐらいに産まれた子たちの様子を見ていると話をして遊んでいたり、やりとりをしながら遊んでいるので、この時期の半年の成長の強さを感じます。
特に女子!
脳の違いはやはり男女で違うのでしょう。
目標
- 遊びを通じて人を意識する
- 遊びを友達と発展させる
これらを経験させていきたいものです。
園や体操教室など親のいない中で活動は継続していきたいものです。
次回も計画の振り返りを行います。
それではまた。