育児と療育のポイントを考えるパパ作業療法士(OT)のブログ

育児と療育は日々悩むことばかり。父として作業療法士としての日々の悩みや感じたことについて考えまとめていきます。

【1歳児の遊び】OT目線で遊びの段階について考える。構成遊び~ごっこ遊び

長女と積み木でドミノを行っている途中、それに気づく次女。

その顔はすごい笑顔。目が輝いています。

まるで極楽にいるような恍惚な顔。

その後ドミノを破壊する次女。

叫ぶ長女。

まるで地獄絵図のような風景。

 

長女がだいぶお姉さんになってきたので、場が収まりやすくはなっているのですが、そんな娘は前回の感覚・運動期の次の遊びの段階に向かおうとしています。

 

今回も「発達障害と作業療法<基礎編>岩崎清隆著」を参考に確認していきます。

 

yotrkosodate.com

 

 

構成遊び

ものがもたらす感覚刺激だけではなく、もの同士の<関係>の操作が楽しさの中心になる。

引用‥発達障害と作業療法<基礎編>岩崎清隆著

rakuten:mottainaihonpo-omatome:11361323:detail

積み木を叩くなど別に積み木じゃなくても出来る遊びをしていた時から積み木を積むという積み木特有の遊びをしていくようになります。

この道具の操作は様々です。

<握る><つく><押す><引く><回す><つまむ>

 

<ものを打ち合わせる><並べる><積む><壊す><中に入れる><取り出す>

上記のように操作の幅が広がります。その中にはなんと壊すも入っています。

姉の犠牲は妹の発達の手伝いとなっているのです。

2歳ごろの敏感期の時期の遊びはこのように道具を操作していくことで、結果が分かるようになっているからこそ楽しくなります。

ティッシュを引っ張りまくっているのもこの時期に感じます。

「この白いものを引っ張るとまた新しく白いものが出てくるんだよ、どうだ、どうだ」

彼女らのティッシュを引っ張ている時の背中を見るとそんな言葉が浮かんできます。

 

このように何度も何度も遊ぶ→結果が返ってくることと積み重ねていくことで遊びが発達していきます。

<ふりをする>遊び

直接的な感覚刺激から内在化されたイメージが媒介となって構成遊びは<ふりをする>遊びに発展する。

構成遊びの時期に道具を操作し、おもちゃで上手く遊べるようになってくると道具が使いやすくなってくる。また道具が使えるようになり、イメージが積み重なってくると生活動作の<ふりをする>遊びを行います。最初は自分でリンゴのおもちゃを食べるふりをしたり、コップで飲んだふりをしたりします。

もともとは道具という目の前にあるおもちゃの特性で遊びますが、おもちゃを食べ物と概念化する。より思考に近い形で遊んでいくように感じます。ままごとで使うようなりんごのおもちゃであれば叩いて遊んでいたものが、マジックテープをはがす遊びを行うようになり、自分や人に食べさせてあげるように遊んでいきます。一つのでおもちゃでも遊び方が変化していきます。

次女は初めは自分だけで食べる遊びをしていましたが、徐々に親や兄弟、人形と食べさせる相手が広がっていきました。

その動作が成熟してくると

積み木や棒をコップやスプーンに見立てて、ふり遊びをすることが出来る。このふりが仲間と共有さることを<ごっこ遊び>という。

やっと<ごっこ遊び>が出てきました。

 

ごっこ遊びまでの過程を考えると

  1. 自分の体を知る
  2. 周りの道具を知る
  3. 道具を使って遊ぶ
  4. 道具を使うイメージが固まる
  5. イメージで遊べるようになる
  6. イメージを他者と共有出来るようになる

 

上記になるように感じます。

 

事業所に通う児童たちはが苦手に感じます。

道具を使ってイメージする、表出するそんな機会を促したいです。

ごっこ遊びを促すのであれば、まずは自分に対してイメージを使って遊ぶことが出来るかの確認が必要に感じます。

おもちゃの食材で料理をするふりをする、ケーキの材料を書くなどイメージを育てることを促していきます。

上記のどこで遊んでいるのだろう。

そこを観察することで、遊びの次のステップを考えられますので、そこを引き続き頑張ります。