お題「魚」
親子で過ごす休日
3才の長女に魚の絵を描いてと言うと
「分からない」
と言われました。
クレヨンを持つも描いてくれません。
長女は魚屋さんにも行っています。
保育園には水槽があり、いつも見ています。帰ろうと言っても無視するくらいです。
魚自体を知らないわけではありません。
何故書かない。
長女は僕が魚の絵を描いて写すようにいっても
描きませんでした。
絵を描く力
絵を書くのに必要な能力
- 対象をイメージすること
- イメージに合わせて手を動かすこと
対象をイメージすること
以前、自発的に丸を書いて「犬」と表現することはしていました。
自分がイメージしたものであれば描くことが出来そうです。
今回は、僕から言われてイメージをすることになりました。
馴染みが薄いモノはイメージがしにくいのかもしれません。
また魚と言っても鯛なのか、ヒラメなのかもイメージしにくいです。魚とは、ヒレがあって、尾っぽがあってという概念も出来ていないのかもしれません。魚という括りが広すぎたのかもしれません。
イメージに合わせて手を動かすこと
線や〇を描くことは出来ますが、
複雑な形を真似することは出来ません。
魚の曖昧な線を表現できなかったのかもしれません。
魚も目やヒレ、輪郭等複数な部位で構成されています。
どこから描き始めるのかが分からないかもしれません。
一つ一つの構成を見るのも苦手ですし、手順が分からない可能性もあります。
強みを活かす
長女の強みを考えます。
- クレヨンを使う意欲がある
- 魚というものを知っている
- 丸や線は一つずつならマネをして描くことが出来る
これらを活かして大人が縁の下の力持ちになれる方法を考えます。
手伝うこと
イメージと手順のアシストを考えます。
イメージ
描く前に何を描くのかイメージを促します。
写真を見せることでイメージを促します。
先に何を描くのかが分かっている方が意欲の向上と動作の定着に繋がりやすそうに感じます。
手順
絵描き歌のように、一つずつ描き方を分解して伝えます。
「棒が1本あったとさ~」
みたいな感じです。
見せながら行う時には上下左右は子どもから見ての上下左右に合わせると良いです。
まだまだ頭の中で反転はさせられませんので。
また描くときに、「目を描いて」とか「ヒレを描いて」とか付け足すと概念形成にも繋がり、イメージを促すことにも繋がります。
描き始めました
描き始めたのは
「目を描いて」
とこちらで目を描いて、長女の紙に目を描く場所を指定。
「口を描いて」
とこちらで口を描いて、長女の紙に口を描く場所を指定。
この手順を踏むことで、描き始めました。
線と〇だけで描いたので、新しいスキルアップに角のあるものは手を持って描いてみても良さそうです。
他にも、こんな方法がよいよ~って人いたら教えてください。
書字について書こうとしたら書く→描くに転換されて、話がそれてしまいました。
それでは。