コミュニケーションの力
やり取り
自分の起こしたアクションに誰かが何かを返してくる。
返ってきたものに自分が何かを返す。
その繰り返しでコミュニケーションは生じる。
何も言わずにどこかに行っちゃう子がいる。
声かけをしたら返事を聞く前に次の行動に移る。
やり取りの相互性、連続性が感じられずに自分の中でアクションが完結しているように感じる。
相互性はコミュニケーションの基礎ではあるが、それが苦手な子もたくさんいる。
大人でもそういう人はいますけど。
自分の中で話を膨らまして周りを巻き込んでしまうタイプ。
どうかかわると良い。
かかわりの中で自分がする→相手が反応するということが繰り返されていることを分かるのが第一歩目かなと思う。
こちらに興味が無い子には、その子のアクションにこちらが反応することから始めたら良いだろうか。相手や物を遊びで叩いたらこちらが声をだすとか。相手の世界にこちらが入っていくこと。同じ反応が返ってくるから予測しやすく遊びやすい。
続いては自分がアクションを起こしたら相手から反応が返ってくる遊びをすることでやりとりの連続性が分かりやすくなるだろうか。キャッチボールみたいな。
その次は相手の反応によってアクションを決めること。見て自分が反応を返すこと。
まねっこ遊びとか。
動きから言葉へ、だるまさんが転んだとか、言ったら目に見える結果が返ってくること。
その段階を踏んで言葉のやり取りだろうか?
言葉のやりとりを続けることって難しそう。
今回は自分なりに予想を立ててみたので、良い文献があったらまた考えよう。
一人言を言葉にしてみました。
参考文献
発達相談と援助 川畑 隆ら著