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UD

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「UD」とはなんでしょう。

UCはユニコーンの略称。

UKはイギリス。

では、UDは、ユニバーサルデザインです。

 

ユニバーサルデザインの呼び方はユニバーサルデザイン。私自身そんな考えなので、略称に弱いのですが、ユニバーサルデザインはUDというそうです。

ユニバーサルデザインと言われたらどんなイメージでしょうか。

どの方でも使いやすい造りというイメージです。

それは製品、建物、環境などが含まれます。

上の写真の爪切りは片手でも切れる爪切りです。

片手が麻痺しても切れるということでこれもUD

 

療育や授業もUD

環境に着目をすると、もちろん学校や園も含まれてきます。

作業療法は人、モノ、環境に着目をする職業です。ここに絡ませるとユニバーサルデザインを考えていく職業でもあるのかと思います。

そんなユニバーサルデザインは先生たちの中でも流行り始めているのでしょうか。

「通常学級のユニバーサルデザイン」という本が出ていました。

本を読んでいると発想がOTと似ている印象。そして勉強になります。

 

OTと先生の違い

では、OTと先生の違いとは何でしょうか。

以前、学校の先生にお話を聞きにいった時には、

「先生は集団づくりのプロ、個別に掘り下げるのを手伝ってほしい」

と言われたことがあります。

OTも集団を使った活動を行うことはあります。

人を環境因子と捉え、人と人の関わりが対象者に影響を与える。そのことを感じているからこそ集団も大事にします。

そんなことを言いますが、学校を見に行くたびに30対1で授業をされる先生には敬服します。

その中で現在は児童の6.5%に特別な配慮が必要と言われています。一クラスに必ず一人はいることになります。

 

小学校時代を振り返ると僕自身が配慮が必要だったのではないかと思います。

歩き回る、先生の話の時に発言する、ロッカーが汚い、机の中からカビパン出てくる。

いろいろ思い出されます。

そういうタイプでしたが、今教室を覗いてみると昔より同類が多い印象です。

ちなみに僕は今でも片付けが苦手です。

 

個別の配慮が必要な中で、集団にアプローチをしながら個別にかかわることが出来れば、それこそが学校のUDなのかと思います。

個別性と集団を合わせることで、より良い支援を伝えていけたらセクシーだなと思います。

参考文献