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【新生児の特徴】視力はどれくらいの距離が見える?聴力はどれくらい聞こえる?発声は? R5.6.17追記

新生児の特徴

我が家にはそろそろ新生児が来る予定です。

下の子も2才を過ぎたので、新生児と関わるのは2年ぶりになります。

そろそろ生後4週目までの新生児との関わり方を忘れている頃なので、特徴を振り返ります。

見る力

顔から20~30cmのモノに焦点を合わせられます。

視力は0.01〜0.05程度です。

私の裸眼は0.04程度です。

20~30cmと言うのはお母さんに抱っこされた時にちょうど目が合う位の距離です。

ほとんどのモノがぼやけて見えています。

赤ちゃんを見ると見つめ返してくれます。

授乳の時にほんの少しだけ赤ちゃんと目が合うこともあります。

しかし、まだ目で対象を追いかける追視はできないので、動くと目は合わなくなります。

赤ちゃんは平面より立体が好きです。

テレビよりも母や父の方を見たがります。

意識的にこちらを見る時間は短いので、赤ちゃんの顔を覗き込み、

「あっ、今こっち向いた!」

という遊びが行われるでしょう。

見る力 実際に会ってみてR5.6.17

赤ちゃんを近くで見つめると、ぼーっと目が合うことがあれば、目が合わないこともあります。

まだ見るということを一生懸命にしていない印象を受けます。

こちら側は見ていて飽きないので、じーっと見ていきたいものです。

聞く力

耳はよく聞こえており、音の方向も分かっています。

高音で調子のいい、抑揚の多い話し方を好みます。

ちなみに妊娠7か月目から聴覚が働いているとのことです。

きっと父親のおならの音も赤ちゃんには聞こえていることでしょう。

お腹の中で聞こえていたお父さん、お母さんの声も良く分かっています。

 

この時期の原始反射にモロー反射というものがあります。

大きな音を聞くと両手をパッと広げる反射です。

母親の体から落ちそうになった時にパッと捕まるために備わっている反射です。

野生の遺伝子が残っていることを意味するのでしょう。

見る分には微笑ましいのですが、危険を想定して行われるものです。

出来れば避けてあげたいです。

音に対して敏感なので、大きな音をたてて驚かないようにしてあげたいです。

とはいえ、見ていないところでも反射は起きているでしょう。

その反面、やり切って終了させることも必要になりますので、周りが過敏にはならなくても良いと感じます。

モロー反射はこのようなものです。

聞く力 実際に出会ってみてR5.6.17

第3子が生まれて、音に対する反応を見ていました。

音の方向。

分かっています。

長女がガラガラ等を鳴らすとそちらに意識を向けていることが分かります。

少しだけ顔を向けています。

お腹の肉を超えて聞こえるほどの聴力。

色んな音が聞こえているでしょう。

モロー反射はしょっちゅうしています。

今何に反応したのかが分からない反射もたくさん行っています。

言葉

当然、初語はまだまだ先です。

「あー」のような何かしらの母音を発声することはあります。

しかし、何かを伝えようという意図はまだありません。

何かを伝えようというコミュニケーション手段の筆頭は泣くことです。

嫌なことがあるから泣く。

構ってほしいから泣く。

不快感や甘えたい気持ちを泣くことで表現します。

泣くと助けてくれる、抱っこしてくれるという経験は後の愛着形成に繋がっていきます。

抱っこをして体を接触させることは子どもの安心の源であり、そこから愛着が育っていきます。

安定した心は生活の安定や挑戦に繋がっていくものです。

言葉はまだまだ出ませんが、子どもとのコミュニケーションは楽しめます。

 

遊び方等も確認していきたいと思います。

子どもとの関係性作りは抱っこと授乳から。

それではまた。

参考文献

会話の達人を目指して0~4才の子どもへの「語りかけ」の方法を伝えてくれる本。各月齢、年齢ごとの「コミュニケーションの発達」「発育のようす」「注意を向ける力」「聞く力」「語り育児」「遊び」についてまとめてくれている。

0~6才の成長の様子や関わり方を教えてくれる本。月齢、年齢ごとに「心身と運動機能の発達」「園生活と基本的生活習慣」「言葉と人間関係」「遊びと運動or遊びの展開と環境作り」に分けて書いてくれている。保育とあるが、自身の子育てや療育にも役立っている。


愛着形成の大切さを説いてくれる本。愛着のスタイルやスタイルごとの生活の困難さや障害などについて書かれている。