子どもが出ているテレビを見る娘
先日、金曜ロードショーで「そして、バトンは渡された」が放送されていました。
妻の妹が妻に勧めたようで、妻が録画をしていました。
この物語では永野芽郁さんが演じる役、森宮優子さんの幼少期のパートと高校生から青年期くらいまでの出来事のパートがありそうです。
なぜ表現が曖昧かというと作品を途中までしか見れていないからです。
今回、娘たちが起きている時間に家族全員で邦画を見ていました。
普段はパウパトロールや動物の番組かスポーツくらいしかテレビで見ていません。
子どもたちは興味を持たず、遊ぶように言ってくることが多いので、今までテレビをあまり観てきていなかったのですが、その日はなんとなく観ていました。
すると、遊ぶように言ってくるはずの長女が一緒に邦画を見ているのです。
しかし、ある場面を境に、徐々に集中がそれ始め、遊べコールが始まりました。
様子が変わったのは子どもが出なくなってから
森宮優子さんは小学生くらいの時に「みぃたん」と呼ばれていました。
序盤は「みぃたん」のお話です。
話が進むにつれ、みぃたんは大きくなり、優子と呼ばれるようになっていきました。
そこから娘は「みぃたんは、出てこないの?」という発言が増えました。
どうやらみぃたんと優子さんが同じ人とは認識していない様子。
楽しくなさそうになり、最後には見なくなりました。
あれ、これどこかでみたことがあるな。
そう。みんなご存知!
乳幼児発達質問紙 3~7才まで の言語パート
36.35テレビで、子どもが主人公になっている物語を熱心に見る ㊱~42
の項目です。
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乳幼児発達質問紙についてはこちらから。
テレビや絵本の見方から言語の力の伸びを感じる
動物のテレビはよく見せていましたが、子どものよく出るテレビはあまり見せてこなかったので、今までこの項目は△でしたが、今回明確に確認しました。
質問紙の項目を解説する乳幼児発達診断法 3~7才まで によると
この項目は3歳から60%以上であり、4才半には95%になる。
テレビは、早くから子どもに訴える力をもっていることを示す。
とあります。あまりテレビを歓迎していなさそうな一文に感じます。
3才児には、話を理解する能力もすすみ、かなり複雑な筋のあることも理解する。テレビで子どもが主人公になっている子供番組など熱心に見て、30分くらいの物語の筋を追うことができる。
ともあります。
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言語の理解が進んできて、大きな流れが分かるからこそ、長く聞くことが出来るのでしょう。
子どもたちと関わるなかで、絵本を読んでいると気に入る絵本に違いが出ることが分かります。
小さいうちや言語の理解が少ないうちは1~2ページで一つの出来事が完結するお話を好みますが、大きくなるにつれて1冊で話が完結するようなお話を聞いたり、読めたりするようになっていきます。
長女は「そして、バトンは渡された」をみて、大きな流れは分からなかったものの小さい子どもの周りで起きていることや表情に意識を向けることが出来ていたのでしょう。
そして大人になっていくにつれて、興味が薄れていきました。
今はまだ長い話を聞くには自分の興味のあるものでないと難しいようです。
さて、映画の続きを見たいのですが、もうきぃちゃんが出ないと思っている長女。
目が黒い内は見せてくれそうにありません。
目が白目を向いている睡眠時を狙うしかありませんが、その時には親も寝落ちします。
我が家で「そして、バトンは渡された」が完結するのは近くなさそうです。
まとめ
今後も生活の中で見つけた乳幼児発達質問紙に関する気づきを報告していきます。
それではまた。
過去の気づきはこちらから