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心が震える。不登校の当事者だった漫画家の研修会に参加して。

研修会に参加して

本日はオンラインでの研修会に参加。

時間が遅くても研修会に参加できる昨今は子育て世代にはとてもありがたいです。

 

研修会で挙げられたテーマは「不登校」

講師は漫画家の棚園正一先生

先生は自身の不登校だった時期の出来事を漫画にされております。

 

学校へ行けない僕と9人の先生はkindleにあったため、早速読んでみることに。

20分ほどで読むことが出来ました。

 

僕自身も学校に通っていない児童と関わりますが、児童たちがどんな気持ちなのかは見えてきません。彼らの家庭以外で関わる人になれるように関わることで精いっぱいです。自分なりに関わりますが、答えのない関わりに日々汗を書いています。

 

人によってなぜ登校しないか、今どのような気持ちなのかは違うと思いますが、漫画を通じて実体験を知ることが出来て良かったです。

また研修会では、NPO法人 ハビリスの山口先生と奥津先生も講師をされておりました。

不登校に関しては世界規模で増えているらしく、何となく学校に行っていないという子もいるとのことです。

その理由の一つとして大人が楽しそうですか?という投げかけがありました。

大人が楽しくないのにそれを見てる子どもが楽しいとはならない。

心からの笑顔を!そういう心を持つことも大人の役割なのでしょう。

研修会で響いた内容

棚園先生は研修会でいくつかのテーマについて話してくれていました。

響いた内容を挙げます。

 

Q:寄り添うとは何か
A:相手のタイミングを見つつ近くにいて求められる可能性を見せる。(可能性を)選んでいくのは相手。

 

支援者としていろんな意見を伝えて助けたいという気持ちはいつも出ますが、いっぱいな時には受け入れられない。出すだけでなくいつ出すと良いかを考えること、そして支援者が良かれと思っても選ぶのは本人たちということを忘れないことが大事と感じました。

 

Q:したいことが無い時は見守り続けることが大事か
A:見守るのではなく、今を楽しむと良いのでは。今という大切な時間を素敵な時間にしてほしい。見つからないのであれば、何でも良いからチャレンジしては、休憩してエネルギーが溜まったら、興味が湧いてくる。
 
Q:どんなサポートをしてもらうと良かったか
 A:遊んでもらうのが楽しかった。
 
はびりすの奥津先生がおっしゃっていましたが、学校に行く・行かないを成功・失敗にすると支援の正解がみつかってこないです。(言い回しは忘れました)
支援者として出来ることは今のこの時を楽しいと感じる関わりをすること。
子どもの視点に降りること。
好きな作業が見つかるとそこに向き合い、上手くいかなくても向き合い続けることで、少しずつ進んでいける。
OTなので遊びの要素に児童に伸びてほしいことをいれますが、一緒に遊ぶこと、やってみたいなと感じることを行うことが支えることに繋がるように感じました。
何かしようという気持ちと一緒に遊ぼうという気持ちを持つんだ!!
と背中を押してもらえました。
明日からの励みになりましたとさ。
 
棚園先生のお話は飛騨のYouTubeチャンネルで公開されていく予定のようです。

ハビリスの先生方もYouTubeをされています。
いつも切れ味鋭い視点でお話をされております。
 
おやすみなさい。