子は親の鏡
我が家は5人家族。
現在、車で移動をすることが多くありまして、チャイルドシートを3つ使用している状況です。
そのうちの一つはベビーシートのため、場所をとります。
車は3列あるため、長女には3列目に回ってもらっています。
2列目にはチャイルドシートとベビーシートを置いてあります。
本来は、椅子を倒して長女に3列目に移動してもらうところ、チャイルドシート等の着けはずしが手間なので、長女にはトランクから入ってもらっています。
先日、トランクからの出入りの際、駐車スペースの後ろが狭かったため、トランクを少しだけ開けた状態で長女に出てもらいました。
その時、長女はそのスペースを見て
「せめーな」
と発言。
口が汚いな、と思いつつも普段私が使っている言葉だということを自覚します。
知らず知らずの内に見られているんですね。
自分の鏡のような存在です。
親は子に影響を与えるモノです。
それは普段の立ち振る舞いだけでなく、関わり方も影響を与えます。
ほどよい母親
乳幼児の発達において大事な要素の一つに【ほどよい母親】という概念があります。
本来、乳幼児の潜在能力の発達を引き出すには、平均的で平凡な母親がよいということです。
- 育児に自然に没頭できる。
- 乳児の要求に適応する。
- 徐々に適応の度合いを減らせる。
そのようなことが乳幼児の発達には大切ということです。
乳幼児にとっては、母子が一対であるからこそ、安定した環境が発達に良いとされています。
参考文献
関わりすぎたら良いわけではない
子供は発達していくモノなので、
[徐々に適応の度合いを減らせる。]
という考えは乳幼児に関わらず、その後の子育てでもとても大切なことだと感じます。
書籍[犯罪心理学学者が教える 子どもを呪う言葉。救う言葉 出口保行 著]ではこんな文章があります。
「気をつけて!」と何でも制止すれば、子どもは経験のチャンスを失います。経験にはポジティブな面もネガティブな面もあり、失敗して落ち込んだり嫌な気持ちになったりすることだってことだってあるでしょう。しかしそれが成長の糧です。
手伝っていけないわけではいけません。
失敗も必要ですが、必ず成功の数が上回っていることが成長の前提です。
しかし、お膳立てをしすぎたり、子供の挑戦の場を奪うと成長の機会を奪うことになります。
今の子供の状況を見つめて、日々考え直すことが大切になりそうです。
ふとした瞬間に子供の成長を見られる機会は日々の生活に溢れています。
その成長に喜びを感じられることがとても大切なことのように思います。
今後も子供のお手本になる姿勢を見つめていきたいと思います。
それではまた。