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数が曖昧な次女
自分の年齢を指で表現できるけど言葉では6歳と3つサバを多く読む次女。
数詞と事物が合わない状況。
今は一緒に指を数えて合わせています。
発達することで数の理解も成熟されていきます。
今回は、数に関する発達の様子をいくつかの文献をつうじて確認します。6
数の3つの側面はこちらから↓
乳幼児精神発達質問紙
乳幼児精神発達質問紙の説明はこちらから
言語の項目で
60ヶ月[5歳0ヶ月]の項目で
数字ををひろい読みをする
とあります。
同じく60ヶ月の項目で
さいころの数がわかる
とあります。
言語的・視覚的シンボルである数字と言語的・聴覚的シンボルの数詞が合わさってきていることが分かります。
66ヶ月[5歳6ヶ月]の項目では
数字を書く
という項目があります。
このことから、数字の理解が5歳で成長してくることが分かります。
72ヶ月[6歳0ヶ月]になると
ぶらんこなど回数を正しく数えて、順番をかわる
という項目があがります。
6歳にもなると視覚的・操作的シンボルである事物を通じて行動が変わっていくことに驚きです。
また、運動の項目で
84ヶ月[7歳0ヶ月]では
かぞえ歌をうたいながら、まりをつく
遊びをしながら数をあやつれるくらい数の成熟していきます。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査
遠城寺式乳幼児分析的発達検査についてはこちらから
言語理解の項目で3歳4ヶ月から3歳8ヶ月の項目で
数の概念がわかる(3まで)
4歳から4歳4ヶ月の項目で
数の概念がわかる
とあります。
大きな数字ではありませんが、数詞と事物がマッチしていくことが伺われます。
保育に役立つ!子どもの発達がわかる本
書籍〚保育に役立つ!子どもの発達がわかる本〛 金子龍太郎氏、吾田富士子氏監修では、年齢別に数字に関する発達の様子が書かれています。
3歳の項目では
- 10までの数が言えても、数が分かっているわけではありません。
- 3までの数字がわかるようになります。
書くという記載がないことから、はじめに数詞が発達していくことが伺われます。
そして3までの数字では数詞と事物が合わさってくるでしょう。
6歳の項目では
20~30くらいまでの数を唱えられるようになります。
数字へのイメージが広がっていくのが分かります。
6歳のころには遊びを通じて数にふれる機会を増やすことで、学びの芽生えにつなげていくことを目標としています。
まとめ
- 3歳頃から数の理解が深まっていく
- 3歳頃で3までの理解が深まる
- 5歳頃で数字の理解が深まる
- 遊びの中で数を交えることが理解の深まりにつながる
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遠城寺式乳幼児分析的発達検査