ミルクを吐き出しますが、問題はありません
三女が産まれて早や1か月。
すくすくと育っていることを実感します。
体重は生まれた時より1キロ増えたようです。
母乳を飲む勢いが姉妹の中で一番強く、吸引力はなかなかなものです。
しかし、勢いが良すぎて母乳を飲むたびにミルクを吐いています。
空気を飲みすぎているらしいです。
長所と短所は表裏一体です。
体重が増えているので問題はないとのこと。
毎回耳が汚れるのでかわいそうです。
長女、次女共にミルクをこんなに大量に吐かなかったので、新しいトラブルです。
母乳の片乳ごとにゲップを促していますが、変わらず吐きます。
まぁ元気なので、そっとしておきましょう。
3人目でもマニュアルが無い。
育児の難しさを感じます。
さて、そんな三女は体重以外にも成長が見られます。
今回は目の機能の成長に注目をします。
生後1か月の目の成長
里帰りは、1か月検診後と決めていたので、我が家に三女が帰ってきたのは生後1か月以降です。
里帰り期間は1週間に1回の頻度で会いに行っていました。
3週目までは変化が分からなかったのですが、1か月目に会った時に変化に気付きました。
- じっと見るようになった
- 目が体の真ん中を超えて動くようになってきた。
それまではボンヤリと見ている印象でした。
「パパってなんですか?」
そんな顔で見ているようでした。
しかし、ここ最近はっきりと私のことを見るようになったと感じます。
「見る」力の変化について
「見る」力は産まれてからもどんどん成長していきます。
産まれたての時期の見る力についてはこちらから
現在上手になったのは、じっと見ることなので「固視」になります。
少し、目で追いかけてもくるので「追視」も出てきています。
固視は見ることの基本です。
固視が上手くないとその後の追視も上手く出来ません。
注目が出来るようになるから、物の特徴、特性を捉えられるのです。
そんな固視はいつごろから上手くなるのでしょう。
発達の時期については資料によって微妙にずれるので複数の資料を通じて確認していきます。
乳幼児精神発達質問紙
こちらの質問紙は質問を「運動」「探索・操作」「社会」「食事」「理解・言語」の5項目に分けて作成されております。
各項目に月齢ごとに出来る子が増える内容の質問が出されます。
詳しくはこちらから
社会の項目を見ると
1か月の項目にこうあります。
物、顔などを、じっとみつめる
これですね。
1か月ごろになると「見る」ことが上手くなってくるようです。
「語りかけ」育児
書籍「語りかけ」育児には目の変化についてもう少し詳しく書いています。
0か月では
まだ両目で見ることはできません
とあります。
両目で見れないということは立体感や距離感が上手くつかめないです。
ボヤーっと見ている状況でしょう。
それが1か月になると
おとなと視線を合わせてかかわりを持ち始める
目を動かす筋肉に力がついてくる
動くものを初めは横に、それから縦に目で追いかけられるようになります。
となっています。
両目のコントロールが上手になってきて、目の焦点を合わせる、目で追いかける「追視」を少しする(早いものを長時間追いかけられるものではありません)、等の変化が出てきます。
子育て本で、「母乳を挙げる時に目が合うと可愛い」という内容をよくみますが、男親にその機会は少ないです。
三女は母乳のみで育っているので、私の出る幕はありません。
そんな状況下でじっと見つめられる機会が増えるのは、嬉しいモノです。
保育に役立つ!子どもの発達がわかる本
こちらでは追視についてのもう少し詳しく記載がありました。
追視が始まるのは、1~2か月ごろです。目の前でゆっくり動くものを、顔を正面に向けた状態から、左右50度程度まで追視できるようになります。
追視の始まりは、目で追うことが途中で途切れますが、3か月ほどすると追いかけてくるようになります。
追視始まりたての現在は、少しだけ目で追いかけてくるものの、すぐに目が他所を向きます。ここから目で追いかけてくる時間が延びてくるのでしょう。
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まとめ
- 産まれたてはボンヤリと見ている。視力は0.01~0.05程度なのでモノの輪郭もぼやけている状態。母乳を飲んでいる時に目が合うことがある。
- 1か月までにじっとみる「固視」が上手になってくる。両目でモノを捉える
- 3か月までに「追視」が上手になる。目でモノを追うようになる。