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行動制限は体に影響を与える

休み明けの体調

休みの次の日は調子がいいですか?

人によって様々かと思います。

サザエさん症候群のように憂鬱な気持ちになる人もいれば、心身のリフレッシュが出来て絶好調の人もいるでしょう。

僕自身は先日のお盆休みは正月以来の6連休でした。

一週間ぶりの仕事は頭が軽いが回らない。

フワフワしている感じです。

 

お盆休み期間は、夜更かしをして、昼寝をしてと生活リズムが変わったことで仕事の日は本調子ではなかったのでしょう。

 

しかし、心身の大崩れはしていません。

それは川に行ったり、流しそうめんをしたりと日中にもある程度作業をしていたからだと思います。

 

コロナによる行動制限の影響

僕自身はまだ新型コロナウイルスに感染をしていませんが、利用者の子たちからは毎日のように感染した、濃厚接触者になったという報告を受けます。

 

10日間の行動制限で済めば良いです。

しかし、家族が順繰りに感染した家庭では1か月間家から出なかったというケースもあります。

行動制限からの復帰後も変化のない子たちも多くいます。

その一方たまに様子が違う子がいます。

 

いくつかパターンはありますが、その一つに以前に比べて

  • 横になりたがる
  • 動き回る

というものがあります。

理由の一つに、廃用症候群、生活不活発病があるのではないかとおもいます。

廃用症候群は病気により休まないといけない期間があることで心身機能が低下する。二次障害のようなものです。

生活不活発病は生活の中で作業や活動の量が低下することで徐々に心身機能が低下していくものです。

 

しばらく寝たきりだったり、学校の休校期間に食事以外座っていなかったりと重力に抗う活動をする機会がどっと少なくなるので、筋持久力が低下してじっと出来ない。

じっと出来ないと活動に向き合えないし、集中も出来ません。

高校生のころ、部活を一日休むと取り戻すのに三日かかると言われました。

高齢者でも同じです。

適切な休みをしないと体のどこかが弱ってしまうものです。

もともと筋肉の低緊張という「力を適切に入れにくい」ということが背景にある子たちがいるので、休みの期間に横になる時間が増えると立つ、座るといった姿勢が保ちにくくなる子たちがいる印象です。

 

座る時間の確保を

しんどい時には休むことは大事ですが、元気になった時に座る時間を作ることが大切に思います。

ゲームしかしないのなら座ってゲームをする。

1日10分からでも少しずつ長くしていけると良いと思います。

出来るなら机の上で手を使った遊びをする、絵を描くなどいろんな作業がお家時間で出来ると良いなと思います。