本日も担当者会議の実施。
担当者会議では利用者のサービスの方針や関わりについて話しをすることがあります。
しかし、会議の流れによっては
「各事業所でこんなことをしています」
という話を聞くだけの会議になってしまうことがあります。
「何時にお菓子を食べている」とかそんな話をしたいワケではありません。
会話を膨らませるために、会話を引き出すためにはどのようにすればよいのでしょうか。
会議でよくあること
会議でよくあることに
観察している事実のみを言う
ということがあります。
悪いことではないのですが、それを聞いたからとて何かが生まれることは少ないです。
それを言う時は話をしている人の心が見えてこないことが多いからです。
- その出来事をどう思っているのか
- 何を大事にしているのか
- 何を気にかけているのか
それらが出てくると話し合いの焦点が合わせやすくなるのですが。
僕の会議の相手は福祉の仕事の方々と話すことが多くあります。
人と人の関わりについて考える仕事の集団のため、どうしていきたいか、という意思を示したいものです。
これから自分の発言で気をつけること
今までの内容だと自分の発言にも責任を持たないといけません。
各事業所の状況を伝える時間は必ず来るので、自分の話す無いようにもマニュアルを作ります。
- 支援の目標
- 活動内容
- 各活動で上手になってきていること
- 上手くいかないこと
- 上手くいかないことの評価内容
これらを意識して伝えていきます。
上手くいけば自分の評価の改善点も指摘されるかもしれませんし。
そうなることで利用者への支援がより良いモノになっていくでしょう。
人の発言を引き出すために
会議を有意義なものにするためには意見を出し合うことが必要になります。
しかし、参加者の真意を引き出すためことは工夫をしないと出来ません。
工夫には、場を温めるためのアイスブレーキングや「すごいですね!」などの効果的なあいづちをするアクティブリスニング等あります。
工夫の中でも大切なことの一つに、どのような質問をするかということがあります。
それをするためには、全体の流れや質問内容、その後の展開を考えて臨まないといけません。
流れの組み立て方にもいくつか種類があります。
- 起承転結パターン‥そもそもなぜという流れから結論に導いていく方法
- PREP法‥重要なポイントを聞いて、理由や具体的な事例→本質の順に掘り起こしていくパターン
- ランダムパターン‥一つのテーマについて、細かくランダムに聞く
- いきなり核心に切り込むパターン‥緩い質問で相手をリラックスさせ、急に核心に迫るパターン
- ホールパート法‥最初に重要なポイントをあげ、その重要なポイントを細かく分けて、一つずつ聞いていくパターン
この中で、今後使っていきたいのは
いきなり核心に切り込むパターンです。
いきなり核心に切り込むパターン
いきなり核心に切り込むパターンの特徴は
- 相手をリラックスさせる
- なかなか本音を出さない相手に使うと有効
になります。
担当者会議の参加のモチベーションは人によって全然違います。
モチベーションの低い方の方が多い印象です。
態度が油断しているので、リラックスしてもらった所で核心に迫ることで相手の心が見えやすくなります。
今まで、相手をリラックスさせることは意識的にしていました。
核心に迫ることは出来ていなかったように思います。
- 答えられる質問をする
- 核心に迫る質問をする
この順番を意識していきます。
核心に迫ることを現場で行うにはまだまだ実力不足です。
事前のシミュレーションを大切に!
相手をリラックス(油断)させて、核心に迫って慌てさせる
これをベストと感じる当たりに僕の性格が表れています。
今後も担当者会議を振り返って自分の行動を見つめなおします。
それではまた。