【0~4才言葉のシャワーを浴びせよう!】浴びせ方のポイント3選。気をつける点3選。

 

言葉のシャワーを浴びせてください。

保護者と話をする中で他の事業所から受けたアドバイスの解説を頼まれることがあります。

感覚統合とかなぞり書きの仕方などなど分かる範囲で答えています。

保護者は色んな人のアドバイスを受け、頭の中で整理し、行動を選択されます。

頂いたアドバイスをどのように活かすか。

それは悩みどころなのでしょう。

相談の一つに

「言葉のシャワーを浴びせてくださいと言われました」

というものがありました。

僕自身も使ったことがある言葉ですが、よく考えるとすごい抽象的な言葉ですね。

言葉のシャワーを浴びせる』について

 

・言葉のシャワーを浴びせるとは

・浴びせ方のポイント

・気をつける点

 

上記、3点について考えていきます。

 

言葉のシャワーを浴びせるとは何か?

言葉のシャワーを浴びせるとは何かを順に考えていきます。

言葉のシャワーとは

絶えず耳に言葉が入ってきている状態のことを指します。

どういう時に使うのか

乳幼児や幼児、言葉の発達が遅れているお子さんの保護者に家庭でも出来ることのアドバイスとして使うことが多いです。

どういう意味で使っているか

たくさん話しかけてあげてください。という意味で使うことが多いです。

 

言語には3段階あります。

  • 第一段階は見たことがあるが名前を知らない
  • 第二段階は見たことがあり、名前も知っているが、発語できない
  • 第三段階で見たことがあり、名前を知っていて言える言葉

この段階の深め方の一つにこういう考えがあります。

ただただ、本物を見せ、名前を聞かせていきます。そうすれば無意識的記憶という素晴らしい力で、ドンドン吸収していきます。

引用:0~3歳までのモンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!藤崎達宏書

 

そのため言葉を聞かせて蓄積していくことが大切ということです。

シャワーの浴びせ方のポイント

愛をもって話しかけることが一番大事です。

それは、子どもにも伝わり子どもに安心感を与えます。その他のポイントを【我が子の発達に合わせた「語りかけ」育児】を参考に挙げていきます。

 

子どもの関心に合わせて声掛けをする

図鑑の象を見ていたら「象がいるね」、父親や母親に興味を持っていたら一緒に遊ぶなど、子ども自身の関心に合わせた声掛けをすると言葉と意味を結びつけることへの手助けになります。また、初めて出てくる言葉は、実物があると理想的です。まだまだ頭の中でイメージしたり、考えたりすることが出来ない時期です。見たり、体験したりしたことを基に考えが深まっていきます。

状況を実況する

状況の実況には二種類あります。

一つは気持ちを代弁すること。二頭の犬が遊んでいるのを見て、子どもが「犬、犬」と言っていれば、「犬が二頭いるね。すごく楽しそうにしている。」など子どもが感じていそうなことを代わりに言葉にしてあげます。

 

もう一つは状況を言葉にすること。積み木をひっくり返したら「積み木がひっくり返ったね」。風が吹いていたら「風が強いね」など状況を言葉にすることで、状況と言葉をマッチングするよう声掛けします。

子どもの言葉に+αをする

子どもの言葉に+α付け足すことで子どもの文法の使い方の理解や一緒に注意を向ける時間の延長を促せます。

子どもが「象」と言ったら「象がいるね」

「象、いるね」と言ったら「象がいるね。とっても大きいね」

など、子どもがしゃべる言葉に合わせて、付け足す量も調整すると聞きやすくなります。

気をつける点

せっかく話しかけても話し方によっては子どものためにならないこともあります。

気をつける点を3つあげます。

早口にならないようにする

大人の喋り言葉が早口だと子どもが聞き取れません。子どもの聞く力は未熟です。早口の場合、単語の一部分しか聞き取れず、言葉の学習になりにくいです。

娘に「ジブリ」と伝えると「ジリ?」と返ってきました。

早口だと伝えても言葉がイメージ出来なかったり、正しい言葉が覚えられなかったりします。

ゆっくりはっきりと伝えることが大切になります。

文章が長くならないようにする

文章が長くなると言葉の理解が難しくなります。「いぬ」や「まま」といった単語しかしゃべらない時期に「犬は哺乳類の一種で、色んな犬種がいるのよ」と伝えても、言葉を聞き続けることや理解することが難しく、興味を持てません。

何事もジャスト ライト チャレンジ (just right challennge)です。

 

yotrkosodate.com

 

一語分で話す子には二語文で二語文なら三語分で話しかけるなど子どもに合わせた声掛けを意識すると良いです。

答えさせることを目的とした質問をしない

絵を指して「これは何?」答えさせることを目的とした質問はしません。

答えられたとしても知っている言葉を言うだけなので、子どものためにならないです。

答えられないときまりが悪くなります。

なんのメリットもありません。

子どもが象に興味を持っていたら「これは何?」ではなく、「象がいるね」ということで言葉の理解に繋がります。

以上、日頃の臨床の経験も含め大切と感じた点をまとめました。

今後、言葉のシャワーの浴びせ方でこういうところも大切だなと思ったらまとめていきたいと思います。

それではまた。