一人に一つはある?鉄板ネタ
会話に困った時の鉄板のネタって皆さんお持ちですか?
鉄板のネタというのは、これを言ったら間違いなく盛り上がるってやつです。
初対面の人にはこれを言うといい感じに雰囲気が崩れる!
異性との会話はこれから入るといい感じになる!!
こんなやつです。
僕の鉄板の一つは実習生相手だと絶対知らないであろうという話題を振り、困らせた上で「さっきのお子さんの気持ちはそんな気持ちや」というのがあります。嫌な性格してます。
分からないという状況をシェアしてもらうための前フリです。
ただの嫌がらせではありません。
学生からすると鉄板ではなく、メンドクサイやつなのかもしれません。
鉄板が通じない時
さて、子供たちの様子を見ると場面に合っていようが合っていまいが同じ言葉や動作を繰り返すことがあります。
それは、ある意味彼らの鉄板なのかと思います。会話の切り口、何をしたら良いか分からない時、逃げ出したい時、場面は違えど、同じようなことをします。
これをすれば予想される反応が得られる、これをすれば雰囲気が変わると無意識に感じて行っているように思います。
繰り返されると相手は「またか」とストレスを感じることもあるでしょう。
「もうやめなさい」と言いたくなります。
しかし、一度立ち止まって自分たちに当てはめてみましょう。
鉄板が通じなかったときどうしますか。
めちゃくちゃ焦ります。
僕自身の経験だと
学生に
「前頭葉機能言ってみ。」
と問題を出し、
2,3個ほど答えられ、
「他にもある」
と伝えた上で、
考えてもらい、
「分からないと黙ってしまうやろ」
と言った後の感想が
「前頭葉機能が言えなくて悔しいです。」
振り返るとやっぱり鉄板じゃなかったように思います。
必死に違う話を考え取り繕い、
それでも伝わらないと愛想笑いをするしか残る手はありません。
そんな自分の過去が多々浮かびます。
子供たちも同じに感じます。
鉄板が通じなければ後は黙るか、場を離れるしかありません。
また、経験が少ない分、他の手段が少ない場合がほとんどです。
子供の鉄板にどう対応しよう
子供の場面に合わない鉄板は子供からのヘルプのサインに思います。
一度は受け止めてあげる対応が好ましく思います。
受け止めた上で、
- 何をする時かを伝える
- 今の気持ち、状態をどのように伝えたら良いかを伝える。
があると良いかと思います。
特に伝え方を伝えることで、お互いのストレスが少なくなると思います。
伝え方はすぐに獲得出来るものではありませんが、気長にかかわっていきたいと思います。