娘に高いところからのジャンプを教えていたら、自分もジャンプするように言われ筋肉痛が発症している今日このごろです。
子供たちの様子を見ていると人とのかかわり方がそれぞれ違います。
挨拶をせずに話しかけてくる子、または通り過ぎていく子、自分に注目してもらいたい子、気持ちが常に何かに移ろぐ子、動き続ける子など様々です。
その背景には、抑制をかけることが苦手だったり、自信がなかったり、注意が転導しやすかったり、姿勢が保てなかったり、覚醒が下がりやすかったりと、こちらも様々です。
その子に合わせた対応をする、本人に任せる対応をすることも大事な時があります。姿勢を保つことが苦手な子にじっとすることを強いると活動に集中することは難しくなるでしょう。それなら動いておいたほうが良いのでは、ということもあります。
しかし、覚えてほしいことや
児童に意識してほしいこともあります。
「挨拶をすること」や「相手のことを意識して話や行動をすること」は他者に好意的に見てもらうことを促進するでしょう。挨拶をさわやかに出来る人って気持ちいいですし。
そういうことは獲得してほしいと思うのです。
小学生の間に身に着けたいソーシャルスキル
人と上手く関わるための技能をソーシャルスキルと呼びます。
日常生活を送ることや人と関わる中で適切な行動をとる力です
小学生に身に着けてほしいソーシャルスキルとして
- 温かい言葉かけ
- 上手な頼み方
- 上手な断り方
- 挨拶の仕方
などが挙げられます。
参考文献OTジャーナル41号4巻 学校教育におけるソーシャルスキルトレーニング
作業療法士の役割 池田千沙書
声掛けの仕方(やり方)や相手がどのように感じたかなどは振り返ることで学びにつながることもあるでしょう。
獲得には座学で知識として学ぶ(言語リハーサル)だけでなく、実際にやってみる(行動リハーサル)が必要です。
獲得したいソーシャルスキルは言語でのコミュニケーションが必要になりますが、自身の体をコントロールすることが難しいと自分の状況が分からずやり取りは成立しません。
その段階で言葉でのコミュニケーションは上手くいきずらいでしょう。
自分を通じて他者を考える。
自分のことを理解することが難しいと相手のことを理解することはもっと難しい、のかな。
自分を見つめ直す、振り返ること、、、
瞑想しよう。
参考文献OTジャーナル41号4巻 学校教育におけるソーシャルスキルトレーニング
作業療法士の役割 池田千沙書